手仕事のお店アンプティデトゥールのんびり便り

作家さんによる手仕事のものを扱うネットショップ、unpetitdetour(アンプティデトゥール)からのお便りです。取り扱い作家さんのことや商品の紹介、お店のこと、(全然関係のないことも)マイペースに綴っていきます。

やっと行きました!フェルメール展!

こんにちはー♢

 

一昨日は天気よく暖かい日でしたが、昨日は寒かったですね。

一昨日も昨日も、ほぼほぼ家に籠っておりました。

つい先日、一日中出掛けて疲れ果て、家に居るのが向いているなと再確認した私です…

 

でもその日、絶対に行きたい!って思っていたものに行けて大満足の日でした。

エヘヘ。

最終日目前で、やっと行ってきました、フェルメール展】

 

夫と二人で絶対に行こうと話していて、予定では昨年中に行く予定だったのに、

なんやかんやで新年を迎え、じゃあ1月中には行こう!って話していたら、、、

あれ?もう1月終わっちゃうってなってました。

恐ろしや~

それでもうホントぎりぎりに、今月1日にようやく・・・

 

なんか、こういうこと多いですね、私たち夫婦は。

なぜだろう?

謎です。

 

***

 

さてさて、フェルメール展。

上野の森美術館です。

きっとすごくたくさんの方が行かれたはず!

 

f:id:unpetitdetour:20190206003828j:plain


 

行かれた方はご存知かと思いますが、決まった日の決まった時間枠の中で入場して鑑賞できる、日時指定入場制でした。

 

私たちは日中他の予定があり、最終回の19時からの枠のチケットを購入して行ったのですが、18時半過ぎに着くと、もうすでに並んでる!

というか、めっっちゃ並んでる!!

まさに長蛇の列・・・ひぇ~~~

 

フェルメール展が人気なのは分かるけど、会期中ずっとこんな感じだったのかな?

やはり最終日が迫った日にちだったからかな?

 

とにかく暗く寒い中、列に並んで待ちました。

風が冷たくて、待っているのはしんどさもありましたが、

暗い中、照明にボウっと浮かぶ生い茂った木が、ちょっと幻想的で好きな光景でした。

 

夫と二人なので、なんやかんや話してたら案外すぐ入場できる時が来て、二人とも興奮しつつ中へ。

 

当然、展示室も混んでました。あんなに人並んでいたしね。

 

フェルメールの作品は最後の展示室で、それまでは17世紀のフェルメール以外のオランダ絵画が展示されていました。

 

人、人、人、、、絵を見るのが大変でした。

でもおもしろかったなぁ。

私は絵画に関して知識を持ち合わせていないので、本当に感覚的に、この絵好きだなぁとか、色が鮮やかで綺麗だなとか、そんな感じのこと思いながら見てました。

 

そして本丸、フェルメール

フェルメールルームは、濃いネイビーの室内に、グッと落とされた照明で、作品が際立ってました。

人だかりがより一層すごくなってましたが、もう、そんなことどうでもいいくらい胸の高鳴りが・・・

 

…感動でした。。

 

こんなに美しいの!?と。

 

当たり前ですけど、本で見ていたのより、、、というより全然違う!

こんなに色鮮やかだったんだ!とか、

優しく柔らかい光とか、

 

もう本当に美しかった。

 

「牛乳を注ぐ女」は特に見入ってしまいました。

 

なぜなら、実は、ひそかにうちのお店のイメージカラーとして設定している、

「乳白色」・「マスタード」・「フェルメールブルー」

は、「牛乳を注ぐ女」からとったものだからです。

 

特に今のところ、目立ってショップに反映されてはいませんが、この3色が私たちのイメージカラー。。。

 

 

とにかく見ることができて本当によかった!

 心震えるって、あるんですね。

 

こんな感動を与えてくれるものを見れるなんて、めちゃくちゃ幸せなことだなと思いました。

私、東京に住んでてよかったー*

 

 ***

 

 フェルメールの絵の前の人だかりはホント凄くて、後ろの方からだとほとんど見えない状態でした。

それでスタッフの方がずっと声がけしていたんです。

”前列の方は見終わりましたら後ろへ抜けてください。絵から絵への横移動はご遠慮ください。”っていう感じで。

前列の人たちがずっと横移動してくると、後ろにいる人たちが永遠に前で見れないことになっちゃいます。

私も夫も、前で見終わったら後ろにいったん抜けて、次の絵に行くようにしていました。でもやっぱり、そうじゃない人たちも結構いるんですよね、横移動で常に前列にいようとする人たち。。

そしたら私の近くにいた女性が、

「全然(スタッフの)いうこと聞かない!」

って、ちょっと怒り気味で連れの方に話しているのが聞こえて、私も心の中で大きくウンウン頷いちゃいました。

 

 

f:id:unpetitdetour:20190206004333j:plain

おまけ写真。夫の後ろ姿。暗い。